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【マックス・ヘッドルーム事件】アメリカで起きた謎の電波ジャック事件とは?

マックスヘッドルーム事件とは? 検索してはいけない事件

今回お話しするのは

世界の未解決電波ジャック事件

マックス・ヘッドルーム事件

です。

夜中にこんな映像流れてきたら・・・・・。

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マックス・ヘッドルーム事件とは?

マックスヘッドルーム事件とは?

マックス・ヘッドルーム事件とは、1987年にアメリカのイリノイ州シカゴ一帯で発生した電波乗っ取り事件のことです。

当時としては最も珍しい電波ジャック事件

まさか、TVの電波が乗っ取られるという前代未聞の事件でした。

人的被害はありませんが、マックスヘッドというキャラへの風評被害が産まれた事件です。


また、これだけの事件を起こしておきながら、犯人の逮捕はおろか、足取りすらつかめなかった海外で有名な未解決事件です。


  • 被害: TV放送2分近くの電波ジャック
  • 犯人: 不明
  • 動機: 不明


そもそもマックスヘッドって何?

そもそもマックスヘッドって何?

マックスヘッドは、1984年のイギリスの音楽番組のバーチャル司会者として登場したCGキャラのことです。

俳優の「マット・フリューワー」がモデルで、結構人気とのこと。


当時のCG技術では限界があるので、特殊メイクを俳優さん本人に施し、合成したようなCGもどき。

日本でも、一定数の人気があるが、外見はやはり不気味

映画「マスク」に出てくるキャラにどことなく似ていると思うのは私だけでしょうか?

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マックス・ヘッドルーム事件: 流れ

マックスヘッドルーム事件: 流れ

マックスヘッドルーム事件は2回起きています。

それも、同じ日の数時間のうちに。

  •  9chのスポーツ放送(十数秒ジャック)
  •  11chのドラマ(約1分30秒ジャック)

しかも、1度目のジャック事件が起きてから3時間ぐらいの出来事です。

それぞれ見ていきましょう。

1度目: WGN-TVのスポーツ番組

マックスヘッドルーム事件1度目: WGN-TVのスポーツ番組

この時、TVではフットボールの大会の結果を放送していました。


すると、いきなり画面が真っ暗になり15秒間経過。

次の瞬間、マックス・ヘッドルームを模した頭を被った謎の人間が現れました。

背景は同じく、マックス・ヘッドルームの背景に使われていたものでした。

この時、この不気味な男はただ左右に揺れたり、飛び回ったりしているだけでした。

TV局側はなんとか取り戻した時、スポーツ解説者の方は

何が起きているか不気味に思っていると思います。

私も同じですよ

と、いわゆるTV局側のやらせ等ではないことを示していました。

その後、この謎の男はまた電波に乗って現れました・・・・。

2度目: WTTNのドラマ中

マックスヘッドルーム事件2度目: WTTNのドラマ中

2度目は11時45分ごろの「ドクター・フー」という人気番組の放送の途中です。

この時、画面は1度目と違って違和感のあるものでした。
マックスヘッドルームはこの放送ジャックにおいて

  •  WGN-TVの有力司会者のチャック・スワ―スキーへの「俺は奴より優れている」、「このイカレタリベラル野郎め」といった言葉
  •  唸り、叫び、笑う
  •  ペプシの缶を握りつつ「流行に乗ろう」といい、缶を捨てる中指立て
  •  歌を歌ったり

などなど、一貫して関係のない意味の分からない行動を取りました。

2度目の最後の行動

マックスヘッドルーム事件:2度目の最後の行動

2度目のジャックの途中、画面がいきなり切り替わりました。

戻ったのかと思いきや、そこにはマスクを外した男の胴とお尻が晒されていた。

さらには謎のメイド服を着た女?が「身をかがめな!ビッチ!」と蠅叩きで尻を叩き、男がそれに合わせて悶えるという。

何とも言えない映像がお茶の間に流れ、電波ジャックは終わりました。

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マックスヘッドルーム事件: 犯人は何者?

マックスヘッドルーム事件: 犯人は何者?

この事件は未解決で、犯人の正体は分かっていませんし、足取りすらつかめていません

ですが、当時の技術的背景を考えても「犯人はTV局関連の人間では?」と疑われました。

テロリストの線も考えられましたが、特に何かを要求するわけでも、何か声明を出すわけでもなかった。

つまり、よくある悪戯の可能性も考えられました。


ちなみに、「TVの電波をジャックする」というのは簡単ではなく、

  • 電波の様々な特性や方法などを熟知する
  • ジャックするための機材を揃える

当時の値段にして、電波送信器だけで日本円で数十万円以上で、その他機材を揃えるとなると、もっとするでしょう。

いたずらなら、それに対する費用などリスクがえげつないです。

ただ、

自分の技術を見せびらかすたい、自己顕示欲の強い犯人なら納得

はできます。


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まとめ: マックスヘッドルーム事件はこんな事件

まとめ: マックスヘッドルーム事件はこんな事件

今回は世界の有名な未解決事件、「マックスヘッドルーム事件」について紹介させていただきました。

今はアナログ放送からデジタル放送、衛星を使った放送などに切り替わったのでハイジャック自体あまり見なくなりました。

それゆえに、この事件は今でも注目されています。犯人は今も生きているんでしょうか?

という訳で今回のまとめ

  1.  マックスヘッドルーム事件は1987年アメリカで発生した事件
  2.  かなり珍しいTVの電波ジャック事件
  3.  マックスヘッドルームという番組のキャラの被り物を被った男の犯行
  4.  2回番組が乗っ取られる
  5.  1回目は喋ることなく、動くだけ
  6.  2回目は喋ったり、お尻を丸出しで叩くなど不適切なことをしていた
  7.  犯人の足取りは掴めず、未解決事件になった

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